ごちうさ聖地巡礼記(day7~day8)


人生初の聖地旅行、完結編。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
じゃあねって手を振って くるりと一回転

おんなじ笑顔で またまた会いましょう
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

初のホテル朝食


遂に終わりが見えてきてしまった聖地巡礼旅行。最終日も快晴でスタートしました。

とはいえ、旅程的には空港に行って帰るだけ。最後に残った楽しみは食事関連(朝食・機内食)くらい。


…が、しかし。

このパリの朝食が最っっっっっっっっ高に良かったんです……

先にツイートだけ貼ってしまうとこんな感じ。


まず、基本スタイルとしてはバイキング形式のコンチネンタル・ブレックファストです。

主にはパン・ペストリー+ハム・チーズ+ヨーグルト・フルーツと冷たいお料理が中心。

とはいえクオリティは高く、日本のビジネスホテルで食べる朝食とはわけが違う…その上に!

スクランブルエッグ・ゆで卵(セルフ)・ベーコンなど一部温かいメニューまで取り揃えているのです!


更に2つ目のツイートにある様に、パレデテのお茶が4種類リーフで置いてあって、これが飲み放題なんです!!

チノちゃんが乗ってるのがカップ+茶こしになっていて、好きな量の茶葉とお湯を入れて蓋をして抽出、そのまま茶こしを取り外せば飲めるという便利アイテム。

流石にリゼちゃんは無かったのですが、紅茶ベースに乾燥させたベリーなどが入ったお茶がものすごく美味しかったんですよね…名前を控えてくるべきだったのですが忘れてしまったのが痛手……

これだけでもポイント高いですし、実際各種1杯ずつ+好きなお茶は追加で1杯も飲んでしまいました。

それでいて、パリという立地でコルマールのチマメ橋近くの朝食よりお安いという驚き。

これがフランスでの最後の食事となったわけですが、大満足の内容でした!

遂にパリを発つ

最終的な荷物を纏めなおし、最後のホテルを後にします。

最後に使う路線は、パリ北駅から出るため駅へ。



写真に合わせて左右反転しています DMSの駅はだいぶ簡素化されてますね



駅構内はこんな感じ



銀河特急ラビットハウスことタリスもいました


実際にはここから地下に移動して鉄道に乗ります。

遂に来ました、RER B線のお時間です。

検索すれば悪評の枚挙に暇がなく、在フランス日本国大使館でもなかなかに怖い話がいくつか挙げられているB線。

今回の旅程の中で一番治安が悪い場所だろうと非常にビビッており、車内に乗り込むと窓ガラスがキズキズだったので非常に心配をしていたのですが。


…ここも無事に通過することが出来ました。

平日昼間という時間帯だったのもあってでしょうか。確かに車内は人種のサラダボウルといった様相でしたが、アクシデントに巻き込まれることもなく、発生することもなく空港に到着できました。れいしさんも無事に改札を通れましたし

でもまだ慣れないうちはバスとか諸々使った方が良さそうですね…時間管理に難はありますが……


あとはまっすぐ諸手続きに向かって飛行機に乗るだけです!

名残惜しい気持ちを噛みしめつつ向かいます


まずは免税の手続きから。

昨日のショッピング時、こんな紙を貰いました。


どうやら税込み価格から12%が戻ってくるみたいです


右上はバーコードになっているため、それを空港にある機械に読み込ませます。

日本語くん久しぶり!!!!


あとは書類をポストに投函して、終了。因みにメールでもバーコードは送られてくるので、こっちを読み込ませてもOKです。


メールの場合はこんな感じ


書類を入れる前には「書類にカードの番号書いてあるよね!? 確認してね!!」みたいなメッセージがあり、書類はJCB **** **** ****となっていたのが非常に気がかりだったのですが、問題なかった様です。


購入時よりちょっとだけレートが上がってて得した気分


あとは通常の搭乗手続きを済ませていくだけ。


チェックイン、割と待つ



あと800gで重量オーバーになるところでした


チェックインが終わるころにはまぁまぁ良い時間に。行きと同じく、シャトルを使ってターミナル間を移動します。

行きと同じく自動化ゲートが使えそうなので……


とっととゲートを潜って最後のトイレとショッピングを…え、何か聞かれてる……?

係「How old are you?」

ぼく「?????????????」

突然の年齢確認に混乱するぼく


多分最初は仏語で聞かれてたっぽいのですが、僕の反応が悪かったため英語に切り替えてくれた…のは良かったのですが。

ワイン買ったときすら聞かれなかったのに今年齢聞かれる??? 因みにフランスは16歳からワイン購入OKだそうです

いや、係の人半分笑ってたのでほぼジョークだと(今でも)思っていますが、日本人は若く(というか幼く)見られがちとはいえ…喜んでいいのか…うーん……

この1か月前にも北海道のラフティングではしゃいでたら大学生に間違われた事件(?)もあり、年齢に諸々追いついていない疑惑がありますねヨクナイ


…とりあえずゲート自体は無事に通過でき。


実は親からのおつかい、品切れで達成できておらず、空港にも免税店があるはず! と思ったらターミナルが違ったんですよね。もうどうしようもない()

と言うことで、各位のショッピングを待つことに。常温保存OKなマカロンとかあったらしく、それ買っても良かったな……

全ての用事を済ませたら、搭乗口に向かいます。

この時点で割に日本語の会話が聞こえてきてびっくりします


ここからまずは12時間ほどかけてベトナムに向かいます。パリを14時(現地時間)に出て、ベトナムには朝6時半頃(現地時間)に到着予定。

寝そべりも定位置につきます


…そうです、西から東に向かうときには搭乗時間+時差分、時間が進むのです。

そのため、14時から12時間後で体感的には深夜なのに、ベトナムに着いたときには夜をすっ飛ばして朝になっています。

しかも、機内食は2回出てきます。区分上「ランチ」と書かれていますが…16時頃にランチ…? そして2回目はベトナム時間で朝4時頃だったのですが、夕食…いや朝食……?

最早何食か分からないしいつ寝れば良いのか分からない


兎にも角にもベトナムに着き。機内から一歩出て思う。


久しく忘れていた湿度という概念を思い出しました。…思い出したくなかった。なんでこんなに過ごしにくいんだ……

なんてことを思っている暇もなく、ちょっと到着が遅延したので急いで乗り継ぎます。


次は8時過ぎに発、5時間飛んで15時過ぎに着くフライトです。

パリ時間で考えると朝8~9時に羽田という計算になりますが、実際には15時過ぎです。流石に寝過ごしてもこの時間まで寝ることはないので、未知の体験です。

そして機内食。区分は「リフレッシュメント」という始めて聞く内容に。そんなにさっきと量変わらなくない…?


軽食の意らしいですが、どこをどう見れば軽食なのか…しっかり赤ワインと頂きました

帰ってきたよ!

最後は大きな遅延も無く、羽田空港に到着。


最後、預入荷物引き取りの所でワンちゃんがうろうろしており、引っかかってるおじさんなどいましたが旅団員は何事もなく通過。


ということで、旅団員誰一人欠けることなく、大きなトラブルに巻き込まれることもなく(新品のモバイルバッテリーは紛失しましたが)日本に戻ってくることが出来ました。

また、カードの特典で1つだけ荷物を500円で送れるという事で、スーツケースを宅配サービスへシュート!

クソ重スーツケースくんとは一旦お別れ


帰国後、美味しい和食が食べたくなったので誘ったらみんな来てくれたので全員で食べに行きました。


秋葉原の丸五です。ミシュランの星取ったトンカツ…というか、味噌汁もご飯も何もかもが懐かしく美味しかったです…!

食べたところで解散し、時差ボケなどなんのそのでぐっすり寝ました。…翌日以降、お昼前とか変な時間に眠くなったので時差ボケは残ってしまいましたが、なんとか日常生活は送れていたので良かったです。

今日のGPSログ

パリ北駅~CDGまでだけなので、ほとんどないようなものですが。



所感

まずは、ここまで長らくお付き合い頂きましてありがとうございました!

gdgd書き連ねただけの記事ではありましたが、何かしら楽しんで貰える内容であったならば幸いです。



いつかは聖地に行きたい、というのはある程度ごちうさを好きになった方なら誰しも口にする願いなんじゃないかなと思います。

ただ、それは「いつかは」という「願い」止まりで終わってしまう方が多いのではないでしょうか。というか僕がそうでした。

だって、そもそも海外に行ったこともないし、何を準備すればいいか分からないし、治安悪いって言うし。必要な金額だって馬鹿にならないはずです。

本当なら、転職を決めていた2021年頃に行こうかなと思っていたのですが、コロナ禍と上京準備の忙しさを理由に結局一歩踏み出せないままでした。

このままだったなら、行きたいとは口にしつつも機会を作り損ね結局行けなかった、という結末もあったかもしれません。


でも、今回こうやって聖地巡礼の旅を(とりあえず1度は)果たすことが出来ました。これは、偏に一歩踏み出せる(連れ出してもらえる)環境と、一緒に行ってくれる仲間がいたからです。

たまたまインターネット上で詳しい方に出会い、たまたま何度かお目にかかることがあり、たまたま連れて行ってもらえる事になった、正に「出会いが人生を変えた」例といっても過言ではありません。

今回のブログ記事達も(特に準備編は)、一部だけでも巡礼や準備のモデルケースになるなど、将来に始めて聖地巡礼をする誰かに役立つ情報になればと思って書いている節があります。

本当はよちよち木組みの街旅団のプロジェクトページの方が100倍役に立ちそうなのですが、個人情報等もあるので公開は難しいかも……

これらの記事が、僕たちが巡礼に行ったというこの話が、ここまで読んで下さった貴方が一歩を踏み出すきっかけの1つになれるのであれば、これ以上幸いなことはありません。


とはいえ、僕自身も1回行った…というか、連れて行ってもらっただけで、聖地が回りきれた訳でも、海外であるあるのトラブルに巻き込まれた訳でもない*1ので、やっとスタートに立ったな、という気持ちです。

アルザス地方のクリスマスマーケットにも行ってみたいし、ココアちゃんの実家方面も行ってみたいし、ごちうさ関係なくシャトーホテルとか泊まってみたいし、いやいやhalf-timberedな建物にも泊まってみたいし、フランス外の聖地も回ってみたいです。

…国内旅行でも行きたいところは幾つかあるので、お金との兼ね合い、というのはありますけど。

次がいつ、どこに行けるかは分かりませんが、今からどこに行こうかワクワクです。まずはクリスマスマーケットかな?

前→【ごちうさ聖地巡礼記(day6)】

*1:後者は良いことなのですが、慣れたら1回くらいは経験しておきたいものである 多分2回目以降はうんざりするのでしょうが…