ごちうさ聖地巡礼記(day3)


ぽかぽかな日しかない聖地旅行、3日目。

朝のお散歩

なんだかんだ興奮と時差ボケ(?)で正直ゆっくりとは眠れませんでしたが、目覚ましが鳴ればすぐ起きられるもので。

現地時間6時半くらいの起床 携帯で撮ったので空が白飛びしています


朝食を摂りがてら、朝のお散歩と洒落込むことになりました。

しかし朝のコルマール、本当に人がいないです……

爽やかな気候で人もいなくてのんびりしてて逆に悲しくなってくるの図




聖地回収も欠かさない


このスポットが無人で撮れるのは神だと思います



こんな良い天気でここでモーニング出来たら最高だろうな…(伏線)




例のスポットは旧税関方面への近道


そんなこんな歩いているうちに、開いているお店を発見。日曜日は大概のお店が閉まってしまうので、貴重な存在です。


Câlineは「愛らしい」という意味のよう


とりあえず看板メニュー(?)のLe Petit Déjeunerを頼む僕と、色々注文したりしなかったりする旅団員


この辺りから、注文時はf-takeさんの通訳は挟まない方式に。携帯をかざしても全然決済出来なかったのは焦りましたが、なんとか注文完了。

肝心の内容としては、結構クロワッサンが大きいのでこれだけでも満足といえば満足。前日いっぱい食べたのもあるかもですが。

朝のお散歩でこのくらい歩けてしまう


朝から2km強歩きつつ、ウンターリンデン美術館の辺りへ戻ります。



戻りがけ聖地回収


この日は1日観光バスで周遊するのですが、出発まで時間があるので、少しウンターリンデン美術館前の公園でゆっくり。


油断するとうさぎを見逃しそうになります



Koi先生が好きそう(偏見)


この近くにNAGOYAもあります


コルマールの朝に惚れ惚れした1日の始まりでした。コルマールに行ったら是非とも1日は朝散歩やってみて欲しいです。

ワイン街道爆走編

散々触れ回っている通り、本日はKutzigを使って周辺の都市を観光します。26€/人(≒\4k/人)で1日乗り放題です。


なんとオープンバスなのです



足下にUSB給電口がある親切仕様


このバスに乗って、まずはリクヴィルに向かいます。良い意味で直行ではないので、車内から通過する街を見られるのも一つの楽しみ。

永遠にブドウ畑が続くと思えば……



ひょこっと街が現れたり



その中も大体木組みの街 主にカラフル度合いでちょっとずつ趣が違ったりはします



お花で作られたチョウチョ


たまに「ここは○○の街」とか書いてあったりするの、完全にポケモン



ワイン街道の看板


日本では見かけない感じの看板も面白いです


動画でもどうぞ

周遊観光(リクヴィル編)

そんなこんなでバスに揺られること50分弱、最初の目的地であるリクヴィルに到着です!


HOTEL DE VILLEは市役所の意
ブログを書いてて、後ろの人がピースしているのに初めて気付きました


一枚目のマップを見て頂けると分かりやすいのですが、城壁にぐるっと囲まれた街になっています。結構コンパクトなので、端から端まで歩くだけなら10分もかかりません。

街の中心だけならマヤちゃんくらいちっちゃい街(?)



門越しの街



入ってちょっと歩くとこんな感じ この街もカラフルです


でも、フランスで最も美しい街の1つとして認定されていたり、花いっぱいの街の称号を受けていたりと、街の綺麗さ・可愛さはコルマールにも引けを取らないほど!

お花もいっぱい




聖地もいっぱい


また、これは実際に行ってみて面白かったポイントなのですが、聖地も刻一刻と姿を変化させているという事。

例えば、↓の聖地ポイントなのですが……


確かに斜面の店だし、柵は似てるし…という感じですが、本当にそこ…?と思わないでもないかと思います。

ただ、これをストリートビューで過去に遡ってみると……

軒先のテントや、黒板など含め一致度が上がりました!

という風に「過去あった聖地の姿」でコマに登場することもあるので、ある意味ではgoogleマップでの聖地巡礼でしか味わえない楽しみ方もあるのかもしれません。また、Koi先生がどの時期にどんなところに行ったのか推測するのも面白そうですね*1

(この辺りはベルコルノオフのクイズでも触れているので、興味がある方は見てみてください)


途中、現地で始まる聖地クイズを乗り越えつつ、あまりにも暑かったのでジェラートを購入。


染みわたる白桃のジェラート


購入時、コーンは1つか2つ(二重?)かみたいなことを聞かれた気がしたんですが、コーンが二重とはどういうことなのでしょうか…それか単なる聞き間違いか……

2つで買ったことのある人、教えて下さい。もしくはそれ意味が違うよ、とか……


そして、リクヴィルで一番有名だと思われるスポットが、Memorial Blendで「甘兎庵とシャロの家を思わせる」と言及されたこのスポット。


石と木組みの時計塔、上ってみたいですね


市役所から入って街の終点付近にある時計塔のすぐ前に位置しています。

近くに噴水もあり、プチ・寝そべりサミットが開かれることとなりました。

そりゃこれだけいたら物珍しいよね……



終点付近から見下ろす街 基本的に緩やかな坂になっています


甘兎庵側はレストランになっていたので、ここで休憩を取っても良かったのですが、なんとその日はタイミングよく食べ物系のお祭りが開かれていたようで。

Knepfleというニョッキ的なものの一番おいしいメニュー? お店? を決めよう的なノリでした


お昼ご飯を兼ねて、そのお祭りに参加することとなりました。

日本時間で20時なので、-7hすると……


システムとしては、料理に使えるチケットやワインに使えるチケットを買ってそれを引き換えて飲み食いしたり、(確か)2.5€でワイングラス自体を借りることも出来た感じです。

ワイングラスはデポジット制だったので、返せば返金されます
結構丈夫そうだし思い出にもなりそうだったので僕は持ち帰りました



こんな感じに屋台が出てます 10軒もないくらいの規模でした


肝心のメニューですが、当然日本語はなく、勿論英語すら表記が無かったので勘で選ぶことに…*2


エスカルゴ」と「シュークルートのフリット」までは分かる



手書きされるとそもそも読めない
(確か上のを頼むとイチゴのやつが出てきたような……)


とはいえ会話は(お互い二~三語文レベルながらも)英語が通じるので、なんとか欲しいものを注文して食べることが出来ました!


メニュー撮っていい? と聞いたらOKもらえた上に、調理中のも撮ってってよ!
と言われたので甘えさせてもらった図 シェフも撮れシェフも



こうして出てきたエスカルゴのやつ


他旅団員も変わったの食べてる…


Knepfle自体にも何かが練りこまれていることが多かったですが、結構本体のお味は控えめだったように思います。ソースと大きさや形態による食感の違いを楽しむ感じだったのかなぁと。

お祭り屋台だった影響もあってか、一皿の量が少なめで調節しやすかったのはとても良かったです!

ちゃんとお店でも食べてみたいですが、お腹に溜まりそうなのであっという間に満腹になってしまう画がみえるよみえる……


因みに、お祭りの間はおじさんが常時アコーディオンを弾いてくれていたので、異国情緒~~と思いながら昼下がりを過ごすことが出来ました。

丁度良い距離感で弾いてくれて嬉しかったです


動画版はこちら


何皿か食べ、ワインを数杯飲んだところで次の目的地へ向かう事となりました。

周遊観光(エギスハイム編)

次に向かったのはエギスハイム。

こちらも小さい街ながら、美しい街の認定や花いっぱいの街の称号を受けていたり、アルザスワイン誕生の地という事で*3特にワイン産業が盛んだったりする街です。

エギスハイムも街の形が特徴的で、且つ中心部は道が全体的に狭いので、探索するわくわく感は一番だったかもしれません。


そして、エギスハイムの聖地と言えばここ!



世界一(?)有名な分かれ道




右の道を行けば、チノちゃんが顔を出すかもしれません


1枚目の赤い服のマダムのいる辺りにはお土産屋さんがあり、この分かれ道のグッズ(?)も取り扱っているようです。この分かれ道、結構有名なスポットみたいですね。

グッズマウントバトルというものがあるらしい(震え声)


その他にも、小さいながら聖地が点在しています。




1か所で2コマ回収できるお得なスポット
この道の狭さ、良くないですか?




左右反転する系の聖地(もうちょっと左だった…)




タイムスリップすると完全一致する聖地その2
やはり花盛りの時期が良いですね


…ただ、この辺りになると疲れ(主に石畳によるもの)が溜まっており、大分街の写真が撮れてませんでした……。古い街並みが残っていると言うことは石畳率も上がるので……

エギスハイムはストリートビューがないので、また今度行ったときにいっぱい撮れたらいいなと思います。


そしてエギスハイムに寄ったもう1つの理由はワインの購入!


醸造所というよりは直売所という雰囲気


ワイン選びする旅団員


旅団員のツイートを見て頂ければなんとなくお分かりかと思いますが、各ワイン毎に解説の紙が置いてあり、一人3杯までは試飲が可能です。

とはいえ、アルザスワインの種類(ブドウの品種)もいくつかあり(リースリング、ゲヴュルツトラミレール、ピノ・グリ、ミュスカ等々……)、その上でランクとかブランドとかがあるのでなかなか選べない……

そしてここの解説の紙も仏語だけのため、肝心の解説が読めない! Googleレンズ(以下略) 僕はこれで旅団の予定を崩しました

優柔不断だなという方は、先に品種かランクだけでも決めておくとスムーズかもと思います。ちょっと甘めが好きならばゲヴュルツトラミレール、迷ったらリースリング、というのが私感です。その他の品種はまだよく分かっていません…()

最近、成城石井でもアルザスワインが幾つか置いてある事を見つけたので、日本にいる間に飲んでみる、というのもアリかもしれません。


バスを(僕の所為で)逃した後は、噴水近くのカフェ的なところで一休憩したのですが、ネットに全く繋がらず悲しい思いをした――一人なら悲しい思いどころじゃ済まないのですが――ので、次回の時は現地simを買うことを強く決意しました。

今回はグループだからどうにかなりましたが、一人旅でネットが切れたら国内でも危ないと思うので…遭難しちゃう……

f-takeさんはorangeというところを使っているようです。次に行く際は試してみたいですね。

夕食とその後

無事にバスに乗車でき(満員とかだったらタクシーを呼ぶ羽目になっていた)、コルマールに戻ってきた後は暫しの休息。

オープンバスで日に焼けた結果
日焼け止めの他、乾燥が凄いので目薬やリップクリームがあると尚良いです


今日はラビットハウスは営業していないため、他のお店での夕食となりました。

ビールで乾杯!



メニュー一覧 後々"Tarte du jour"が事件を起こす……


ゆっきーさんも参加しつつ、前日と同じくシェアしつつ食べ進めていました。

満腹度合いが良い塩梅になったところで、デザートを食べて終わりにしようかという話になり。みんなでタルトを頼むことにしました。…6.00€?(重要)

タルトは2種類、"Tagestorte(=本日のタルト的なやつ)"と"Choice of fruit tart(using seasonal fruit)"の記載がありました。

勿論2つとも何が使われているのか聞き、前者は分かった(忘れた)のですが、後者は"Rhubarbeのタルト"との事。

…るばーぶ、とは? という事で再度店員さんに聞くも「RhubarbeはRhubarbeだが…」と店員さんも困惑。スマホでRhubarbeを検索して見せてくれるのですが、全く分からん……


そもそもこれはフルーツなのか…?


そこで好奇心旺盛なれいしさんとf-takeさんがRhubarbeのタルトを注文、もみじさんと僕は本日のタルトを頼むこととなりました。

これがRhubarbeのタルト


結果、生クリームがないとなかなか厳しいくらい酸っぱい果物(?)ということが判明。僕はれいしさんに1山分の生クリームをあげました。

和名を「食用大黄」というらしく、「ダイオウ末」や「大黄甘草湯」辺りで生薬・漢方が浮かんで来る方もいらっしゃるんじゃないんでしょうか、アレの親族らしいです()

しかも、6.00€とあってかまぁまぁな大きさ。ちょっとずつ貰ったりしましたが、こう、すごく…大変そうでした……(僕もお腹いっぱいで大変でした)

でも、とても海外旅行っぽい体験といえばそうだったのかも。振り返ってみれば良い思い出かもしれませんね。


因みに、ルバーブの名誉のために補足しておくと、調理次第ではちゃんと美味しく食べられるみたいです。お店のが現地人仕様だったのかもしれませんね……

渡して大丈夫だったかドキドキしていたお土産No.1


食べ終わったのが大体21時くらいだったのですが、コルマールに居られるのも残すは4日目と5日目の朝だけ。

疲労困憊ではありましたが、日没前後の写真を撮りたくて…結局動き始めは遅くなってしまったので、初めての夜のお散歩をすることにしました。

とはいえ、コルマールでスリに遭った人もいるため、もみじさんとバディで行動。荷物も最小限に。

ぎりぎりでもブルーアワーと言い張っていく


人はまばらな代わり、ちょくちょく車が通ります



教会の方角に陽が沈んでいきます


ほんのちょっとだけ見慣れてきた街も、暗くなると雰囲気がガラッと変わりますね。


深夜23時頃のチマメ橋 23時でも僅かながら空に明るさが残っています


21時に閉まるので、夏にバータイムという概念はないのかもしれません


バータイムの概念がありそうなお店たち


今度こそ一日の目的を達成し、深い眠りへと落ちていくのでした……

今日のGPSログ

今日のログは、ほぼKutzigのルートですね。


書きそびれてしまったのですが、テュルクアイム前の経路は「よくある丘」みがあってとてもよかったです。

レンタカーを借りる必要があるでしょうが、小高い丘にあるシャトーホテルに泊まるというのもやってみたい気がします。色々とハードルは高そうですが……

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*1:余談ですが、聖地巡礼勢の中では訪れた地を見るにKoi先生は赤組=JALユーザーだろう、というところまで分かるんだとか……

*2:Googleレンズくんも頑張ってはくれましたが…単語を訳せるのと自然な日本語に変換できるのは全く別ですね……

*3:地球の歩き方情報