ごちうさ聖地巡礼記(day5)

コルマール旅行の終わり、ストラスブール旅行の始まり。

コルマール最後の朝

この街に居られるのもあと少しだね……


遂に迎えてしまったコルマール最後の朝。

朝食を食べる場所は決めていたので、僕の強い希望で現地集合、それまでは自由に散策OKとしてもらう事に。

僕は改めて青山公園まで寄り道しつつ、遠回りして集合場所に向かうことにしました。

上部にコルマールの街並みが描かれているのすき



造形だったりスレだったり時代を感じさせる……



解説 50人*2年で造りあげたらしいです



22 PLACES #とは



DMSでリゼちゃんが落ち込んでいた場所近く?


やっぱり朝の雰囲気が一番好き


実はコルマール内で一番気に入ってる写真かもしれない 雰囲気的に


木組みの家でも過ごしてみたいですね 快適度は多少落ちるかもですが…



朝日を浴びて、お花もより活き活きして見えます



チマメ橋直前 この雰囲気が最高




朝食会場のmarche couvertです


チマメ橋を渡り中学校に通う子達がいてびっくりしました


中学校の公式Twitterもあるらしく、マラソン大会も本当にしていた(原作は高校でやる行事ですが…)


既にある程度聖地を回収していることもあり、この朝散歩は何も考えず気の赴くままに散策したので、これはこれで楽しかったです。

朝食前だけで1hほど散歩していましたが、本当にあっという間に時間が過ぎていく……

ちょっと慣れてきて地図を見なくとも散歩できるようになると、周りの風景をちゃんと見る余裕が出来てくるので良いですね。

地元の人にとっては何でも無い景色なのかもしれませんが、僕らはそれを見ているだけでも楽しめるので、そういう意味では得をしている気分になっていました。


そして、旅団員が全員揃ったところで、入りますは屋内マルシェ。


屋根付きなので雨でも安心


青果から精肉、乳製品、ビールにスパイスまで、結構幅広い品揃えがありました。


これはカレーの香りがしてきてもおかしくないですね


朝一番な事もあってか、活気に溢れてる、というよりはのんびりしている雰囲気


屋内にも幾つか朝食を食べられる場所があったのですが、本日も快晴ということでロシュ川沿いのテラス席にて朝食を食べられるお店に!


朝食メニューは3種 僕は真ん中を選びました



階段を降りたら…


リバービュー且つチマメ橋ビュー!


聖地旅行、総じて朝食のQOLが高くて良きです。量も丁度良いし(重要)。普段の朝食が貧相なのもありますが……

今回の朝食は、特に一番手前のほろほろした感じのハムと、左側のチーズ(多分マンステールチーズ)が美味しかったです! でもマンステールチーズは臭い…食べると美味しいんですが……w


とはいえそこまでゆっくりも出来ないので、写真は撮りつつホテルに戻ることに。

最後まで花盛り


途中、クリスティーヌ・フェルベールのコンフィチュールを求めてSEZANNEというお店へ。


痛恨の月曜休みだったので本日回収


クリスティーヌ・フェルベールはアルザス地方*1で生まれたお店で、たまに百貨店で売られるレベルで美味しいらしい…という口コミもあり、見た目がかわいいこともあり。

どこかで買いたいなーとは思っていたのですが、MONOPRIXとかには置いていなかったので、前々から狙っていたこのお店に。


これでも日本より4~5割安い


このお店、地下もあったのですが、ワインの他日本の調味料も置いてあって本当に品揃えが豊富でした! 今度はお料理を食べに来たいですね。

買ったコンフィチュールはパンに塗ったりアイスティーに入れたり とても美味しかったのでリピしたい


あとは、所々で食べて美味しかったマンステールチーズも買うことに。これはMONOPRIXで買えました。


ジップロックで二重三重にしてもスーツケースの中が大変なことに
最終的には圧縮袋に入れるとだいぶマシになりました


帰国後に話題になった自販機 これを知ってさえいれば…



MONOPRIXの裏にもカルーセルを発見


後ろ髪を引かれる思いではありましたが、3泊分お世話になったメルキュールを後にするのでした。

設備もお部屋も綺麗で大満足でした!


再びTERでストラスブール

弾丸ストラスブールの旅(前半)

11時過ぎにコルマールを出発し、TERに揺られてストラスブールに着いたのは12時頃。


明日は朝一でパリに向かうので、ストラスブールを回れる時間は半日のみ。コルマールよりもぎゅっと詰め込んだ旅程で観光を開始!


ストラスブールは色が控えめなおうちが多い気がします



その分(?)直線だけじゃない凝った木骨組みも多かった気がします



確か当時の税金対策か何かで1Fは狭く、2F以降が広く作られたんだとか




なんて事を言っていたらここは聖地でした




この建物はストラスブールのpetit franceの紹介写真によく写ってる有名スポット



ストラスブールの中心部は中洲にあるため、よく川が写ります





9巻P109-1コマ目、1・2巻の最初と全く別の場所という事に初めて気付きました(ずっと同じだと思っていた)


ストラスブールでも聖地クイズは続きます。コルマールに比べて大分ハイペースに!



途中、ここはこのコマじゃ…! という場所を見つけましたが…


どうやら反対側(&左右反転)が正解だったらしいです 奥が深い…




そして実はここが紹介したかった場所というオチ



この地点の周辺だけで2か所(次のを含めれば3か所)も聖地があるんです





コルマールより広いのに、数m毎に聖地が出てきてビックリします




まだ単行本化されていない聖地だってあります

小休憩

1h弱歩いたところで(これだけあって*21h弱なんです…)足休めと水分補給に適当なカフェで休憩することに。


僕はレモネード、sakeをキメるしゃちょうだっています


休憩しながら、通ってきた道には石畳が扇形に並んでいることが多い気がして、適当にコマを見返していると丁度それっぽいコマが。


もしかしてストラスブールですかねーなんて話をしていたら、f-takeさんが近くにあるよと言って下さったので、休憩がてらストリートビューで探してみることに。

僕は全然見つけられなかったのですが、こっちはれいしさんが特定できていました。うわっ…僕の特定力、低すぎ…?

肝心の場所は後半にて!


また、このお店では流しの演奏者がいたりしました。コルマールでは街角のストリートミュージシャン程度、リクヴィルのは(多分)イベントの一環としての演奏だったので、こういうのを見ると改めて海外だなーと思います。

なんだかんだこの旅行中に宿やお店ですらチップを払うことが無かったのですが(カード決済が多すぎるというのもある)、慣れてきて良い演奏だなと思ったら払っても良いのかも。

…また今度かな?

弾丸ストラスブールの旅(後半)

カフェを出た後は、かの有名なノートルダム大聖堂へ向かいます。

その途中に通ったのはグーテンベルク広場というところ。


こんなところにもカルーセル しかも2段


現地の街灯は装飾が凝っているものが多く、ただ1本の街灯に付くランプの数はまちまちだったりするのですが、5個も付いているのはこの広場が最初で最後で。


珍しすぎる5連街灯


帰国後にコマを見返してたら5連街灯があるじゃないですか!


ただ、当然同じ画角では撮れていなかったので、どの辺りかなーとストリートビューをぐりぐりしてたら、まったく同じ構図のストリートビューを発見!!


完全に一致してて発見時には笑ってしまいました


Koi先生が丁度このお祭り(?)の期間に行ったのか、Koi先生もこのストリートビューを見ていたのかは定かではないですが、もっとこういうのがあるのかもしれません。見つけたら是非共有してください!


そして広場を抜けてちょっと進めば、すぐに大聖堂の正面が見えてきます。


遠くからでも分かるスケールの大きさと装飾の緻密さ


大聖堂に行く前に寄ったのはJOMORINO....ではなくAMORINOというジェラート屋さん。




たまに出てくるJOMORINO


Koi先生も、もしかしてAMORINOが好きなのでは…? ということで、一度食べてみることに。

コーンを選ぶことで、何種類か味を選んだあと、バラのように盛り付けてもらえます。


petitでも3種選べる(噂だと4種でも5種でもいけるらしい…?)



カロンのトッピングを頼むのがAMORINO流のようです


この日も暑かったので、あっという間にジェラートが溶け…そうになりながら、こぼさないよう食べました。暑い日のアイスは美味しい!


(本当はフルール・ド・ラパンの聖地もこの通りにあるのですが、そこまで似てなかったので)食べ終わったところで大聖堂に向かってみると、大聖堂の前も広場になっており、その周辺にもいくつか聖地が点在していました。



休憩中に見つけた聖地




マメと別れたのはコルマールですが、千夜シャロと別れたのはストラスブール




イル川方面へ向かう途中 ブロカントをやるにはちょっと狭い場所かもしれません




構図が難しい(ここに限りませんが)




コマの右奥の建物は一致、川は別の所とのキメラなのではというのが聖地勢の見立てらしいです 難易度が高い


周りをお散歩した後は、大聖堂の中も少し見学することにしました。

入場自体にお金はかかりませんが、セキュリティチェックがあるので注意。また、フラッシュや大声での会話などは注意する必要があります。



中に入っても圧倒的スケール



ボケボケだけど入り口側のステンドグラス



このパイプオルガンの演奏を聞いてみたい


天文時計などもあったのですが、解説ツアーの人に囲まれてしまいあまり見られず…

また行くことがあれば、天文時計のからくりと、展望台からの景色は是非見てみたいですね!


本日最後の聖地回収はこちら。




画角的にはもうちょっと引かないとダメでしたね…


ここにきてまさかのラーメン屋さん。しかも、GoogleMapでみたところ少なくとも2017年からはやっているお店の様。

しかし、値段は海外価格。


最低でも\2kするラーメン or 丼


人によっては、そろそろ醤油や出汁を欲する時期かもしれませんが、僕は特になかった気がします。ただ、ラインナップが肉! チーズ! ポテト! みたいな感じは若干あったので、それ以外が欲しくなる気持ちはありましたが……

その他徒然写真を撮りつつ、一旦宿へと戻るのでした。

買い出し・夕食

今日の夕食はどうしよう、となったのですが、ちょっと今日は趣向を変えてみようということで、地元のスーパーで夕食を調達することに。

幸い電子レンジがホテルにあったので、冷凍食品を中心に物色してみましたが、あまりスペースは広くなかった気がします。結局メインは肉! チーズ! ポテト! 的なものを選択。

その他、地元のスーパーからもお土産を選定。明らかにポッキー的なMIKADOという御菓子を買っていくことにしてみました。名前の由来はこちらから。

この写真の右端に写ってるのがMIKADO


会計はセルフレジで、そこまで日本と手順は変わらなかったように思うのですが、言語をフランス語から英語に変更するやり方が分からずに5分くらい迷ったりしていました。流石にフランス語のままだと何をすれば良いか分からず……

あとは、間違えて2回バーコードを読み取っちゃった時にスタッフさんへ声をかけなきゃいけないのも日本と同じで。いや、セルフレジで2回読み込んだのはこれが初めてだったので知らなかったのですが……

"mistake"なんて簡単な単語でも咄嗟に出てこなくなってしまうのですが、なんとか向こうが意を汲み取って数量変更したりしてくれていました。やっぱり外国に行くと、ボキャブラリーとは別の面でコミュニケーション能力が鍛えられますね…!


あと、スーパーはクレベール広場の近くにあったのでチラ見しつつ向かっていたのですが、広場の近くにマンガが大量に置いてあるお店を発見。


クレベール広場は某ゲームとかの聖地にもなっているらしい、ストラスブールでも有数の大きな広場



ここが問題(?)の店


実はGW組も来てたっぽい


1F+B1Fの作りだったのですが、1Fは主に日本文化や観光に関する本が、B1Fに行くと大量の漫画が所狭しと置いてありました。

面積は結構広く、秋葉原の書泉よりももう少し広いくらいのスペースだったかと思います。

…いくら探してもごちうさはなかったどころか、きらら作品がまどマギくらいしかなかったのですが。

コルマールでもそうですけど、いつか「ここが聖地のマンガです!!」みたいな特集してくれないかなぁと思いますね。あと芳文社は頑張って海外版出して

コルマールに日本漫画博物館を建てるという話もあるみたいですし、このビックウェーブに乗ってくれごちうさ…!


…という話は置いといて。

各自買ってきたものとワインで乾杯!

ハムが美味しい(n回目) サラダは結構量がある


もみじさんはめちゃくちゃ寿司を食べたがっていました


うさぎのパテだってあります


この辺りになると、f-takeさんはバーキンを食べてて「そういうのもありなんだ…」という気持ちになりました。味は変わるのだろうか……?


この日も割と遅くまで部屋飲みをしていたのですが、コルマールの宿とは違ってこの宿は照明が少なめ。どのくらい暗いかというと、目が悪くなるから電気付けなさい、と言われそうなレベル。


そもそも天井に照明がない…?


ただ、この明るさ(暗さ)は割とスタンダードらしく、これもカルチャーギャップ…というか目の色素云々の話らしいですが、新鮮な体験でしたね。ライトなんて枕元の間接照明くらいしかなかったですし。

夏は日が長いのであまり問題になりませんが、冬はこの暗さの中で長い時間過ごすとなるとちょっと戸惑いそうです。


また、今回はバスタブ付のお部屋ではないのでシャワーだけ。


くそでかシャワーヘッドくん と独特な壁紙
富嶽三十六景オマージュ…じゃないよね……?


構造としては、広めの洗面&トイレから床続きでこの一角があり、区切りはカーテンだけという感じ。

排水溝に向かって少しだけ床が傾斜しているので、床全体がびしょびしょになってしまうことはなかったですが…確かにこれで排水溝が詰まったら悲惨なことになりそうだなという感じでした(詰まってたのがGW組っぽい)。


ただ、ホテルが駅前にあるので、洗面から見た夕方の駅舎はとてもきれいでしたよ!

これも22時くらいの写真

旅の終わりが近くなってきたことに思いを馳せつつも、まだ続く旅程のために休息を取ることにしたのでした……

今日のGPSログ

鉄道を挟むととても見づらくなってしまいますが、それぞれの都市を拡大してご覧ください!

ストラスブールの聖地関連は南側に偏ってるの面白いですね。

木組みの家の分布自体がぎゅっとしている印象を受けたので、広さはあれど意外と巡りやすいのかもしれません。


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*1:ニーダーモル シュヴィアというコルマールから少し西に行った街

*2:実はこれでも1~2個スキップしてる