ごちうさ聖地巡礼記(day6)

実質最終日編。

一行、パリへ。

実質的な最終日である6日目。この日はパリの聖地巡礼&観光&お土産探しを中心に活動します!

今日も快晴 駅前はホテルがこれでもかという程に建ち並んでます


朝食は駅のコンビニ的なところ*1でパンとドリンクを調達し、TGVの中で食べながら移動。

ドリンクはピーチティーが好き


再び2時間ほど揺られ、パリ東駅へと向かいます。DMSで出た駅『じゃない方』の駅です。


……因みに、パリ編は大分写真が少ない、若しくは携帯画質な感じです。

お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、コルマールストラスブール→パリと移るにつれ、ちょっとずつ治安が悪くなっていきます。

特にパリに関しては場所にもよりますが治安がアレです。ただ、パリの中でも治安が良い場所、悪い場所が分かれます。

詳しくは調べて頂くといっぱい出てくるのですが、大きく2点だけ書くと

  • 特に10区と17~19区の治安が悪い

という事だけでも知っておくと良いかと思います。

17~19区は用事がない限り近づかないと思うのですが*2、10区はストラスブールからのTGVが発着するパリ東駅、DMSの駅のモデルでもあり、空港へのRER B線*3が通じているパリ北駅を擁しているため、行くことになりがちです。

そのため、極力ミラーレスを出さないスタイルで巡っており、どうしても文が中心になってしまうことをお許しください……


閑話休題

パリ東駅*4を降りた後は、ホテルに荷物を置きに行きます。


これも10区のホテル 室内は東横のツインとそう変わりません


荷物を整理して態勢を整えたら、いざパリのメトロへ。

メトロではMobilisという1日乗り放題券を買います。詳しくは準備編をどうぞ。


券売機はこんな感じ クレジット可ですが、インタフェースはタッチパネルや十字キーではなく転がします



Mobilisは記名が必要なので注意


因みにMobilis…に限らず普通の切符でもでしょうが、どうやら日本の切符に比べて磁気にとても弱いらしく、携帯などと一緒にしておくとすぐに使えなくなってしまいます。気を付けましょう。

改札でぽっぴんジャンプ♪ することなります 日本なら炎上もの…(現地ではよくあることらしい)


また、メトロは高確率で車内で演奏を始める方が居ます。下手な演奏者に出会わなかったのもありそうですが、みんな結構(半分弱くらいは?)チップを渡していた気がします。僕? 財布を取り出すのが怖くて…

正直、こういう人達は勝手に来て勝手に演奏している(これは許可を得ずにという意味)ものかと思っていたのですが、ちゃんと認可制度があるみたいです。未だに許可証がどんなものかは分かってないですが、ちゃんと掲げてる人なら渡せるように小銭をポケットに入れておくのも悪くないかも…? と思ったりしました。

そんなこんなで、遭難しないように、スリに合わないようにしつつメトロで冒険を始めます!

パリ観光は聖地巡礼と共に

まず向かったのはパレ・ロワイヤル。回収した聖地はこれ。



お話としては5巻と比較的若いお話ですが、この聖地は界隈で最近見つかったものらしいです。最新の聖地!

構造としては、宮殿と広いお庭が一体になっています。


聖地は宮殿と反対側、赤丸の近く


初めてのパリの地だったので、大分ビビりながら散策をしていたのですが、今思えば人も多すぎずゆったりと時間を過ごせそうなところでしたね。宮殿部分はスルーしてしまったので、何かの機会があればちゃんと巡ってみても良いかも。

お庭の部分も広いけど整備されており、所々ベンチも設置されていたので、お散歩にも休憩にも良さそうな感じでした。


更に、パレ・ロワイヤルから少し歩くと見つけられるのがこの2つ。



名前が一致する聖地




デザインが一致する聖地



因みに後者は引きで撮るとこれまた細かい彫刻が


前者は1期5羽のワインを見に行った店(実際にワインも売ってるらしいです!)、後者は迷子のココチノが通った場所です。

流石に同じ通り…ではないのですが、凡そ100mも歩けば着いてしまうので、聖地巡礼としては非常にコスパが良い(?)場所になります。

パレ・ロワイヤルがルーブル美術館の近くにあるので、このコースはパリに来てちょっと聖地巡礼したい方にはとても良いルートかも。どうぞご参考に。


…なんて言っていたら、良い感じにお腹が空いてきてしまったのでお昼ご飯を食べに行くことに。


言い忘れましたがパリも快晴です


ここはお安いお値段でフレンチが頂ける、有名なお店だそう。

店内には1階席と2階席があり、通されたのは2階席。天井が高ーい!



早めの時間に凸したので空いてましたが、この後どんどん埋まりました



僕は鳥のカレー煮込み的なものを頼んだつもりでしたが、思ったよりカレーライス


注文はテーブルクロス(紙)に書かれていくという斬新なスタイルでした。読めないけど……


向きとかそういう問題ではなかった


今回はありきたりなものを頼んでしまったので、次に来ることがあればそれっぽいものを頼みたいですね。あと有名(?)なデザートもあったみたいですし。


お腹も満たしたところで、次の目的地へ向かいます。

お次の目的地は…エッフェル塔! がよく見えるトロカデロ広場というスポットです!



やっぱり、パリに来たからにはこういう有名どころも行っておきたいよね、ということで。

現地はザ・観光地という感じで、最寄りのメトロ駅にはお土産屋さんも入っているし、観光客もいっぱいだし(観光客目当ての人もいそうだし)、大変賑わっていました。

時間的な都合で寝そべりと(人間側の)集合写真を撮るだけで終わってしまいましたが、ここから噴水の所に降りれたり、そのままエッフェル塔のところまで歩いて行けたりするようです。


さらに、エッフェル塔から少し歩いたところにある美術館前でも1枚。



ラパンの仮面を持ってくるべきでした


こうやって見ると結構再現度高いですね。原作にはないシーンですがこの辺りもKoi先生が残していた写真の1つから取ってきたのでしょうか。(ロケハンはしてないはず…)


更にさらに移動して、着きましたるは凱旋門


観光地、ですが実は…?


実はこの中、上ることが出来ます。そして屋上(?)には展望台があります。…有料ですが。

その先に聖地もあるという事で、意気揚々と上っていくことにしました。

そして、れいしさんの100€札をそろそろ使わないと(使いどころが無くて)危ない、という話にもなったので、使えるかチャレンジしてみることに。

使えますか、と聞くと明らかに嫌な顔をされる && ブラックライト等で偽札じゃないか確認されるものの、支払い自体はパス出来ました!! 皆さんは好奇心で100€札に両替するのはやめましょう

入場券を購入後、危険物がないか等のセキュリティーチェックを受け、ひたすら階段を上っていきます。エレベーターなんてものはありません*5

階段は途中までは(脚?の部分は)螺旋階段になっています。足が疲れる、というほどではないですが、目が回りそうになったり足元の認識が覚束なくなったりするのが大変でした……

ある程度上ると(梁?の部分に辿り着くと)、少し広いスペースに変わります。お手洗いや、面白かったのは0€札の販売機があったこと!


2€で0€札を買ったれいしさん


キャプションでは茶化してますが、これの出来が意外と良くて、100円ショップとかに売ってる百万円札みたいな感じではなく、本物のお札に近い…どころか、ヨーロッパ中央銀行が認可しているらしく、0€なだけで本物の紙幣の様です。

思い出の品としては結構良さそうだったので、買わなかったことを若干後悔しています……

コルマール限定の0€が出たら絶対欲しいですね。出てくれることを祈ります。


書き忘れていましたが、コルマールの記念コインならあります 観光協会で買えます


閑話休題

ここまでくれば展望台まではもう少しで、上り切った場所からシャンゼリゼ通りの方角を見ると……?

www.pixiv.net

この絵に「#オリジナル」を付けられるこの世で唯一の存在


丁度8巻表紙になっている場所が確認できます!

屋上(?)はぐるっと一周できるので、回ってみると色々な風景を見ることが出来ます。


エッフェル塔は結構近い



ビル街だってあります グランダルシュ(グランド・アルメ通り)方面


名残惜しいですが、まだまだ回りたいところはあるので30分ほどで退散。

…当然、帰りも螺旋階段です。マジで踏み外すかと思った……

天気も良かったし、8巻表紙も撮れたし、大満足の凱旋門でした。満足したのでもう上ることはないかな()

神沙姉妹(体験)ショッピング

ある程度観光&巡礼を終えたところで、パリに来たもう1つの目的を果たしに行きます。


つまりは、親からリクエストを受けたブツを購入しに行きます。はじめての(海外での)おつかいです。

全くごちうさとは関係ないように見えて……


ここの聖地はどこだろう…?


ちゃんとごちうさ内にもルイ・ヴィトンらしきブランドが描かれているので、これも立派なごちうさ的活動の一環なのです。知らんけど。

f-takeさんが仏語を喋れたので、店員さんも終始仏語で喋ってました。店員さんそこは頑張って英語で喋ってくれよ! 仏語だと全く分からんのよ!

転売防止用の確認とか免税の手続きとか諸々で、購入だけでも10~15分程度かかっていた気がします。

思えば初めての免税購入でしたが、訳が分からなさ過ぎて一人だったらハードモードでしたね……

何を聞かれたか全く覚えていないのですが、もう一度くらいやったらそれなりの対応ができるのかもです。逆に初見だと流れが分からないので難易度が高い…

なにはともあれ、無事に購入できてよかったです。

購入後は紙袋を更に適当な袋に入れて中身を誤魔化し、速攻でホテルに戻って置きに行きました。…本当に無事に戻れてよかったです。


ショッピング終了後は、最後のお土産購入にGaleries Lafayetteという百貨店に向かいました。


何か引っかかった方はごちうさ展パンフのP8をどうぞ


まずは屋上に向かい、周辺の景色をパシャリ。


寝そべり撮影スポット 多分"i"とエッフェル塔を合わせるのが正解だったんだと思います



オペラ・ガルニエのすぐ近くなのです


お店の中はお菓子から紅茶から雑貨から色々揃っており、流石百貨店と思わせる品揃え。

パリ五輪のグッズだってあります


更に、向かいにはGaleries Lafayette Le Gourmetという食品館的なお店もあり、そこにはパンデピス、クリスティーヌ・フェルベールのコンフィチュールなどなどアルザス地方の特産品も! 若干高かったですが

ここで最後のおかいものを済ませ、オペラ・ガルニエの正面方面へぐるっと回りつつ夕食に向かいました。



内部の見学だけもできるようですが今回は残念ながらパス


最後の晩餐はHippopotamusというステーキ屋さんで。チェーン店ですがリーズナブルに頂けるお店でした!


店内にはちょこちょこカバの絵がありました 牛肉メインなのに何故かHippopotamus



デミがないハンバーグ



お会計の時にはお兄ちゃんが「日本人か! 俺アニメ好きなんだよ!!」と言ってまっくろくろすけのタトゥーを見せてくれました。こんなかわいいタトゥーもあるんですね…coolだと伝えたらめっちゃ喜んでくれました。


オペラ駅近くで本日最後の聖地を納めてメトロに乗ります。



良い感じの夕焼け(夜21時)でした


帰りがけホテル近くのMonop'で飲み物とデザートを買っていきました。

折角だから小銭を消化するかーと思い、値段は覚えていませんが例えば3.2€に対して4.2€を支払ったら0.8€が帰ってきたりしたので、やはりキャッシュレスこそ至高…と思ったりしました。どうやら、教育上足し算が中心で引き算が苦手らしいとかなんとか……?

おいしかったけど、2つは要らなかったです(冷静)


このあと頑張って荷詰めを行い、眠りに落ちたのでした。

雑記

書く場所が無かったのでちょい足し。

ここまで楽しそうに書いておいて何ですが、パリ、非常に空気が悪かったです……


僕はここまでではなかったものの、パリを経て肺か気管支辺りに何かダメージを受けたのか、時折何でもないのに咳き込んでしまうことが続きました。数週間くらい……

(コルマールストラスブールでは何ともなかったのですが)

感染症とか関係なく、呼吸器系が弱い方はマスクをしていった方が良いように思います。

今日のGPSログ

TGV区間が綺麗に抜けていますがまぁヨシ!

パリの地下鉄はトラッキング出来てないので、逆に目的地が分かりやすいですね。


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*1:monop'なので、MONOPRIXのちっちゃい版

*2:とはいえアメリの聖地は18区なので、ごちうさ的には訪れる動機がありそう

*3:これも治安最悪とされている場所の1つ

*4:そういえばパリ東駅は東駅で、アメリの聖地だったりします…というのに帰国後気付きました

*5:実は車椅子の方用にはあるらしい