ごちうさ展メモ・感想

Advent Calendarの参加、1つの憧れです。

今度はもっと尖った記事にも挑戦してみたいですね


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このブログ記事は、ついちの(@rab_airen)さん主催の
ごちうさ Advent Calendar 2019」の21日目の記事です。
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遅ればせながら、ご注文はうさぎですか??「Dear My Sister」×「Sing For You」原画展に行った際、色々とメモしたことを纏めた記事です。

全ての原画に対してメモがある訳ではない上に、知見の共有とかそういう感じでもない個人的な備忘録ですが、興味がある方はどうぞ。大体は「ここ消し跡がある!」が多いです。

あと、C-***はカット数を示しています。台本を見ないと何が何だか分からないかもです。メモによっては台本を見ても意味が分からないものがありますが…

時間が経ってからなので、記憶違いあったらごめんなさい! 間違ってたり補足あったらコメント下さい!!

DMS

アバン

C-6

映像としては走る千夜シャロの一人称視点。原画(?)では、二人を含め、やや遠くから見た構図が描かれてました。確か配置はこんな感じ。

① ② 千シ ③  ④⑤ ⑥

原画かと思ってましたけど、今思い返せばこれレイアウトだったんですかね…? いきなり記憶違いだったりしないといいんですが

C-14

泣いてるココアちゃん。爪がちゃんと描かれてました。肌との境界線の所は色が変えてあるんですね。(確か赤色だった)

C-22

駆け寄るココ千夜。抱きつく前後で3枚飾られてました。

足の位置が変な位置にならないよう、という事なんでしょうが、一度スカートの中の脚を描いて消した跡がありましたね。この後もちょくちょく似たような事が出てきます。

C-30

ここも、ハーブクッキーで隠れている上腕の部分などが描いて消した形跡がありました。

C-33

リゼの立ち絵で1枚。マメは別原画で描かれていました。

謎に残る「リゼちゃんの腕橈骨筋」のメモ…きっと上腕はすらっとしてたのに、肘を過ぎたところで急に膨らみが出てきたからびっくりしたんでしょうね(?)

…いや、解剖学的には何もおかしなことはないんですけど。改めて1枚の静止画として鑑賞すると、動画では見ないような所までじっくり見るからこそ、こんな気付きもあるんだなぁと思いました。

C-37

ココアちゃんの涙を拭くチノちゃん。ここの1枚絵としての完成度が高すぎてびっくりしました。線が綺麗。

人によって原画の癖は違うんでしょうけど、絵が美しすぎましたね…ポスカとかで欲しい……

C-42

手紙を見るマメですが、ここは背の高さがマヤ > メグになってるんですね。原画で見るまで気付きませんでした。メグちゃんの方が体を前に出しているのかな。

C-46

ここはチノちゃんのみで原画1枚。指先のぷっくり感がかわいい。勿論ワイルドギースで手が隠れていることはなかったです。

ここに限らず、指先が綺麗すぎて指フェチになりそう…

既になってました。関係ないけど複製原画はいいぞ

C-48

若干デフォルメされた可愛い絵…のはずなんですが、原画で見るとものすごくココアさんの下半身が扇情的に見えるのは僕だけでしょうか…お尻の曲線が……

C-51

ここのリゼちゃん、若干ですがツインテールの位置を下げた跡が残ってました(本当に数mm程度です)。

元々Koi先生も初期では高めに書いてましたし、なんだかそれを彷彿とさせる修正だなぁと思いながらのメモです。

C-60

静止画で見ると、ワイルドギースの躍動感も2割増(体感比)

Aパート1

C-79

アームレストで見えないココアちゃんの腕も、原画ならしっかり確認できます。原画ではアームレストが無いので、腕だけ宙に浮いているように見えました。

C-107

原画では、トランクのタイヤまで見えました。しっかりと気付いたものは少なかったですが、映像化された外を見るというのも原画展の楽しみ方なのかもしれませんね。

C-108

ここのココアちゃんの美少女感は、ふわっとしたワンピースも相まって原画の中でもNo.1だと思います。バス抜きのココアちゃんだけの絵でした。

また、三分割法の線上にもあるし、色んな他の背景と合わせてみても楽しそうだなと思いながら見とれていました…後姿が様になるお姉ちゃん……


C-124

ここのカットは、若干ココアちゃんの右腕(の向き?)が描き替えられた形跡がありました。

あと、みんなちょっとずつ口が上にずれていましたね。口に限らず、顔のパーツを描き直してあったものも結構多かった印象です。本当にミリ単位の修正ですけど。

C-127/C-128

モカ/ココア母が1枚ずつの立ち絵に。勿論紙の向きは縦です。モカさんだけちょっと上に紙が足してありました。

また、モカさんのみ、スカートの所に☆が1つだけ書いてありました。特に指示も書いてなくて謎ではあったんですが、撮影時のイメージだったのでしょうか…?

C-142

2回目の「お母さん…」なココアちゃん。口が2回くらい描き直されてました。若干横に短くなってます。

C-145

ここ、上映版では猫口、円盤では普通の口になってるのですが、原画は普通の口ver.でした。

しかし、DMSのタイトル公開の時は猫口で、

原画は普通の口、上映版で猫口になって円盤で普通の口に戻るという変わりぶり。ここの口の形1つとっても、内部で色々論争があった(かもしれない)と思うと、本当に制作時の苦労が偲ばれますね…

C-146

本編だと看板を前ボケさせた構図でしたが、原画では保登家3人の抜きでした。お花なども無かったので、それぞれの脚の太さとか見てました…やっぱりココアちゃんが一番細いんですね……

C-186

ここはチマメが一人一枚ずつの原画になってました。それぞれ平仮名で「まや」「ちの」「めぐ」って書いてあったのが既にかわいい。

みんな口を閉じた状態での絵でしたが、メグちゃんとチノちゃんは口の周りに○の跡が。修正跡なのか、口の大きさを大まかに決めてから描いたのか、他の意図があるのかは分かりませんでしたが……

また、200%(チノちゃん)は上に紙が継ぎ足してありましたが、あれは何だったんでしょう…?

C-189

ここは原画的な気付き(?)ではないのですが、チノちゃんだけ汗が無かったり眉の向きが普通だったり、慣れてる感じがとても良い…

C-205

メモ原文:大殿筋 食い込み 何?

いや、とても執念を感じる原画でしたね…

C-208

ここは「原画」でも「レイアウト」でもなく、「作画監督修正」になってました。指示としては「足を45度に開く」「左手は銃をしっかり包む」みたいな感じでしたね。

また、銃口からチノちゃんの口まで射線が描いて消されていました。

C-227

ここはチノちゃんで一枚。ティッピーまでしっかり描いてあった上に、片耳は影までちゃんとついてました。

表情は普通のそれだった気がしますが、曖昧なのでもっとしっかり見てこればよかったですね…

Aパート2

C-303

ワイルドギースを渡すシーンですが、ここだけは眼帯下のボタンが書き込まれてました。ここはレイアウトだったはずなので、その影響もあるかもしれません。

C-311

このシーンは、チノちゃんとワイルドギース+手がそれぞれ1枚の原画でした。この段階で、ちゃんとベッドのシワ(による影)まで描かれてましたね。

C-314

恐らくこの原画展で一番の見所(感想には個人差があります)

チノちゃんが枕に顔を埋めているわけですが、顔の表情までしっかり描かれていました。なんと、口は猫口!!! おまかわマジおまかわ…


C-316

このシーンは、左右のフレーム位置が修正されていました。確かに元のフレーム位置のままだと若干中心からはズレていたんですよね。

また、「イメージBG ミリタリー」とも描かれていました。BGはbackgroundの略でしょうか…?

C-320

シャロちゃんのカップには脚注でティーカップと書いてある細かさ。本編見ると、ちゃんと中身が紅茶の色になってますね。

Bパート

C-370/C-371

ここも手をたたきつけるまでに3~4枚ほどの原画が。ここだけ勢いが戦闘もののそれでしたね…w

台本では「ローラーをうちこむモカ」となっていたので、そのver.も見られるかと思っていましたが置いてありませんでした。早い内に手こねに変更されたのでしょうか。

C-374

ここは顔全体が少しずつ修正されていました。目とか口とか眉とか…おねまかの表情は深い……(?)

C-381

原画展では珍しい、人が写っていないカットです。原画の状態では袋詰めされていなかったので「こんなカットあったっけ…?」と思いながら見ていましたが、細かい色の濃淡の具合まで細かく指定が描いてありました。

カワセミ(C-114)も期待していたのですが無かったので、次があれば是非見てみたいですね…!

C-426

幼ココアかわ。C-37などと同様、線がとても綺麗でした…

C-489

お風呂に突撃するマメ。原画だと(どことは言いませんが)影の有無が分かりやすかったです。メグちゃんの影に注目して見ていた方も少なくないのではないでしょうか。


C-496

チノちゃんが沈んでいくシーンですが、若干位置が下に修正されていたっぽいです。

また、メグちゃんも髪や耳などで細かい修正がありました。

C-498

明らかにこれ1枚だけ、余白(CSSでいうpadding)が大きく取られていました。

赤線で画面に描画する領域が囲われているのが見えて、それに余白も合わせていた様です。一体隠されている部分には何が描かれていたのか…もはや関係者以外には知る由もないですが……

C-506

ここはチノちゃんのみ別原画。ほんの若干ですが、頚の回旋角度が変わっていました。

C-511(多分)

ちょっと記憶が曖昧ですが。メグちゃんの髪の影だけ描き直しがありました。

改めて一枚絵で見てみると、C-517の千夜ちゃんの子供を見守るお母さん感がすごい良いですね…

C-519

ぬいぐるみを掲げているシーンで、ぬいぐるみの位置とそれを持つ左手の位置が微修正されていました。

神様はちっちゃいに宿るですから、今までのも含めこういう細かい修正がかわいいを作り上げてるんですよね……

Cパート

C-530

ステッキを振るココアちゃん。振るシーンだけで3~5枚程度の原画が飾ってありました。

そのうちの一つに、ステッキ先の☆の形の修正があったのですが、修正前は普通に☆の形をしていて、修正後は(平面で見れば)やや違和感のある形に変更されていたものが1枚だけありました。ここの修正の意図は未だにはかりかねていますが、解釈があれば下さい…

C-543(多分)

変身バンクの時だったか、2回目の魔法だったか忘れてしまいましたが…

ティッピー帽子に、片方だけ吊り上げ(?)の眉*1が描かれていました。劇中では一度も表情変化が無かったはずなのでボツになってしまったのでしょうが、当初はティッピー帽子もチノちゃんの感情に合わせて表情が変わる予定だったのでしょうか。

C-547

ステッキが一番カメラの方を向いている瞬間から、数フレーム後の構図で1枚。

スプーンは別原画なので、ぱっと見は「???」でしたが、撮影無しで見る躍動感も良かったです(小並感)

C-553

映像でも十分なもふもふ感が伝わってきましたが、原画では3割増しでもふもふでした。本当に手触りが気持ちよさそうでしたよ……

C-554

神。

C-558~562のどこか

「ココア目覚めのシーン」としか書いてなくて忘れてしまいましたが、作画監督修正のカットがありました。特に具体的な指示は書いてなかったので、どう修正されたかは分からなかったですが…

C-577

やや大きめに書かれた「表情」の文字。

それ以上の情報はない*2のでどう推察するかですけど、丁度この辺りは監督拘りのシーンですからね。是非気を付けて欲しいと伝えられていたのかもしれません。



このあたりの件をご存じない方は、是非娘typeの2018年1月号をご一読ください。監督やキャスト方々の他、美術監督のインタビューも載っている貴重な一冊です。

ページ数などは↓を参照して頂ければ…(宣伝)

docs.google.com


また、同カットでココア母の髪の影の修正がありました。

C-635

ここもぴょんと跳ねる千夜ちゃんで(確か)3枚。かなり線が細かく書き込まれていました。

動画だと一瞬で過ぎてしまうので、フレーム毎にゆっくり鑑賞できるの、良いですね……

C-639

ここも作画監督の修正画になってました。次回は是非解説が欲しいですね…どんなやり取りがあったんでしょう……

C-659

これは原画で見て初めて気が付いたのですが、メグちゃんのお団子の飾りが、右側→花、左側→☆になってるんですね。全然気が付きませんでした。

C-662

ここは千夜ちゃんのみで1枚、且つ作画監督の修正画でした。例によって修正箇所は分かりませんが、この画は結構描き直しが多かったです。

顔のパーツが若干下に修正されていたり、うちわは少し上移動していたり、肩のあたりを何回か直した跡がありました。

C-665

同じく作画監督の修正画。「チノの浴衣とお団子?」とメモには書いてあるのですが、何を感じたのか忘れてしまいました…

C-736(多分)

リゼパパカッコいい…。そして、描き直しも結構多かったです。眉の角度がやや修正されてたり、肩幅の調整が入ったり…

ダンディーな一枚絵、とても良かったですよ…そしてTFYの大人'sも最高でした……(後述)

C-742

このカット、ココアちゃんだけ別画でした。そして、画面外ですがマメはしっかり手先まで描かれてました。

そして、浴衣は千夜ちゃん・マメ・リゼちゃんのストライプ(?)的な柄や、千夜ちゃんやリゼちゃんの帯などは原画でも描きこまれていましたが、メグちゃんの左袖の柄の向きが修正されていましたね。

C-752

ココチノの手~~~~~~


(二回目)

エンディング

エンディングでも1枚、原画が飾られていました。一番最後の集合絵です。東京では急ぎすぎてて全然気づきませんでしたが

本編では楕円に切り取られて一部が隠れていましたが、マヤちゃんは左足の膝を曲げて足を浮かせてる状態で、下駄が脱げかけてたんですよね…元気いっぱいマヤちゃんかわいい……

Dパート

C-762

ラビットドールズのシーンですが、原画ではシャロちゃんのうさぎの眼帯は左目にかかっていました。

C-765

ここは、同一の構図でレイアウトと原画が並べて置いてある珍しいカットでした。

レイアウト→原画の変更点としては、①ココアちゃんの目の中の模様が小さい星→花に変わっている、②指の屈曲角度変更(変更前の方が、何というかワキワキしている感じが強かったです) が気付いた点です。

こういうビフォーアフター、もっと見てみたいですね…

C-780

このカットで5枚程度の原画が展示されていました。肩ポンのフレームもあって、手を置く瞬間ココアちゃんの笑顔と、その次のセリフから緊張が抜けたようにチノちゃんにも笑顔が出てくるの本当に尊いんですよね……





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とりあえず、ここまでがDMSのメモです。

円盤は入れ替えましたか? 台本は持ちましたか?

準備ができた方はSFYもどうぞ…

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SFY

メディック! メディーック!

C-7

「結構フレーム外まで描いてる…」とメモでは書いてありますけど、どこまで描かれていたか忘れてしまいました…鉄は熱いうちに打て……

C-9

ここは駆け寄る幼チノちゃんと、しゃがんだサキさんが別々の原画になっていました。

両方共、とてもえっちかったです(怒られそう)

まずはチノちゃんですが、DMSのC-22のように、スカートの中まで一度描かれた跡がありました。

…が、やや跡が強めに残っていて(主観)、とても濡れ透けみたいで良くなかったです!!!(とても良かった)

チマメのお風呂よりこっちを凝視してるオタクは信用できる

そしてサキさんは、映像だと割と切れてしまっている下半身が見れた影響もあってか、とても安産体型に見えましたね…

C-10

ここも、サキさんで影になっているチノちゃんの腕とかが、描いて消した跡がありました

C-13

映像を見直したら、本当に原画がそうだったのか怪しくなってきましたが一応…

このシーン、中指が髪の毛に隠れているにも関わらず、ちょっとだけ長くなる修正が入っていた…ように見えたようです。映像見直すと中指は髪の毛の前にあるので、何かの見間違いだったかもしれないですけど……

C-15

映像だと一瞬でパンしてしまいますが、チマメの全体立ち絵で1枚。

コマ送りで見れば気付けますが、マヤちゃんが内股気味でちょっとお尻を突き出したような恰好で叫んでるのかわいい……

また、マメの掌には、一度影の形を描いて消した跡がありました。

C-17

メグちゃんだけで1枚だったので…ろくろを回すかプレゼンしているメグちゃんにしか見えなかったんです……

(ここは恐らく入場から通して4時間以上経っていたときのメモ)

でも、ろくろを回しているように見えたということで、指先までしっかり描かれてたんでしょうね…

C-28

チノちゃんの目で微修正ありましたが、どんな修正だったか(以下略)

C-36

例によって、銃の手に隠れている部分まで描かれて消さずに残っていました。また、銃によって体が隠れてしまうところも、消されていましたが描かれていましたね。

C-39

ここは作画監督修正でした。

原画には「一歩出て」と書いてあり、マヤちゃんが「乗り出すマヤ」に対してメグちゃんは「心配のメグ アオリ」としか台本に書かれていないので、メグちゃんが一歩出るモーションはこの時に追加されたのかも……?

C-44

マメとココアちゃんが別原画で2枚。

「ココアちゃんの鉄壁スカート(原画でも見えない)」って書いてあるんですが何を期待してたんでしょうね…

「ラビットハウス 歌姫爆誕」エリア

直接原画とは関係ないですが、この辺りは表題の括りで展示されていました。そして、C-68の「歌姫爆誕」のチョークアートも展示されていた…のですが、その影響かこの一帯はチョークの匂いがしていましたね。*3

他にも香りがするところがあったはずなんですが、あまり分からなかったです…花火の所で、火薬じゃないですが若干香ばしい? 焦げた感じ? な匂いが一瞬した気がした程度で……

C-52

指を立てているリゼちゃんと 重いコンダーラ 整地ローラーを引っ張るチノちゃん、共に作画監督の修正画でした。

チノちゃんに関しては、口が横方向に短く描き直しがありました。口が小さくなる描き直し、割とありがちなそれなのかなぁと思います。

C-70

旗を持っているマメ、映像ではメグちゃんが結構隠れてしまっていますが、勿論原画は省略せず書かれていました。

C-73

構図の関係で手が隠れていますが、手が全部見えていると猫の手のポーズしているみたいでかわいかったです(小並感)

第一回、カラオケ大会!

C-85

ここは、あんこ+青山さん+千夜+ココリゼシャロで4枚の原画に分かれていました。

あんこが1枚絵になっているのもなかなかシュールでしたが、ほんの一部しか出てない青山さんが頭から足までしっかり描かれてて仕事が丁寧だなと思いましたね…

C-86

このカットではシャロちゃんの右腕が若干下に修正されていたり、リゼちゃんの髪のウェーブが修正されていたりしました。

「『Gの合成』←? がスカート部に」という謎のメモもあるんですが、これは一体何でしょう…?

C-87

ここはチノちゃんの左手で修正跡、千夜ちゃんは若干(千夜ちゃんから見て)右方向へ位置が描き直されていました。

C-90かC-92

ここはリゼシャロで2枚に原画が分かれていましたが、一度は1枚に纏めて描いて、その後リゼちゃんだけを消した跡がありました(記憶が朧気なので消したのはシャロちゃんだったかもしれませんが)。

描いてみて後から原画を分けるというパターンもあるんですね。

C-108~

ここからシャロちゃんのライブパートですが、3枚ほど(A2,11,16)作画監督の修正画がありました。

倍速補完とかしなくてもぬるぬる動きますから、相当な枚数原画を描いたんだと思いますが、全部並べるとどのくらいの量になるのでしょうか……

C-111~112辺り

「元気の出席を取っちゃうよ 手を『あげて』」の部分で1枚。一枚絵としての完成度も高く、空白を示す「×」印も事細かに描きこまれていました。

印自体は他の原画にも書かれてましたが、これがあるか無いかで空白部の分かりやすさが段違いですね…

C-112

まさかのスイッチを押す千夜祖母に修正が。目の大きさや位置が微修正されていました…

C-???

多分130か135辺りだとは思うんですが…

「千夜に呆気に取られるティッピーの口って四角だったんだ…」とメモには書いてあるのですが、この周辺のシーンってティッピーいないんですよね…幻覚ですかね……

原作ではティッピーが載ったままだったんですが、アニメでの改変は何か意図があったんでしょうか。

C-143

原文:「振り回し隊!」のグラデ線(袖の所)

どんな風に描かれて(書かれて?)いたかは思い出せないので誰か分かる方がいらっしゃれば…

C-148

ここではシャロちゃんのスカートに修正があった他、みんなの足先までしっかり描かれていました。

シャロちゃんは爪先が上がっていたので、チノちゃんは相当な力で引っ張られていたんですね…w

C-150

青山さんの万年筆の柄、細かいですが原画にも描かれてて凄かったです。

パンのことしか歌ってない!

C-178

アルバムの中から4枚の原画がピックアップされており、更にこの4枚のみ洋風な唐草模様(?)の装飾が付いた豪華な額になっていました。

ラビットハウスがこげ茶色だったり、甘兎庵が緑色だったりと、ブースによって額の色が違うことはありましたが、装飾が付いてるのはこの部分だけでした。

他の原画と同じサイズで描かれていたので、サキさんの指輪も分かりやすかったですね……

C-198

ココアちゃんが手を出したときの、水の躍動感…

書きながら思ったのですが、ここって原画だと左右反転とかしてませんでしたっけ…なんとなくココアちゃんが視聴者から見て左に居る印象が……

C-201

何故か単独で描かれるティッピー。どこのシーンか分かるまでにちょっと時間がかかりました……

飛んだり跳ねたりする間に「><」な目になったりもしてるので、コマ送りして見るのも楽しいですね。

私の歌で……喜んでくれる人がいるなら……

C-228

一度マヤちゃん+チノちゃんで描いて、チノちゃんだけ消した跡がありました。「チノ A1 END」と書かれていましたし、描いた後で別原画に分離する変更が入ったんでしょうか。

C-244

ここはココアちゃんだけ別原画でした。

原作では若干引いてるシャロちゃんも、SFYでは涙目で…DMSのココアちゃんとの別れの時といい、涙脆くなってますよね……

C-269

うちわを持っているココアちゃんですが、うちわの骨組みを消した跡がありました。

C-272では骨組みによる影が見えていたので、そこまで省略せず描いてたんだろうなぁと想像できますけど、影が付かなくてもちゃんと描いてるんですね…一手間を惜しまない……

C-273

歌姫爆誕レコードのジャケ絵、🎼の光の部分と影の部分が細かく指定されていました。

カラーだと見過ごしてしまいがちですが、原画だと影の指定部分が分かりやすいので描き込みが細かい…ってなりますね。

エンディング『銀のスプーン』

C-283

ウッドベースを弾くリゼ父の口元、とても繊細な線で描かれてて好き…線がスッと消えていく感じが……(伝われ)

C-287

ここが最後の2枚(チノちゃんとサキさんが別原画)。ひたすらに尊かったです。




感想

色々な気付きを得られたり、改めてスタッフの方の熱意を感じることが出来た良い催しでした。

そして、思っていたよりハイカロリーな展覧会でしたね…。東京は「ココアの夢」までで2時間半、大阪1日目はDMSパートで3時間半(SFYは流し見)、大阪2日目はSFYパートで3時間半(+DMS流し見で1時間)かけてやっと巡れたので……


それでも2時間過ぎると、集中力が切れたり、(荷物が重いせいで)足が痛くなってきたり、お手洗いに行きたくなったり*4と段々原画を見るどころじゃなくなってきたりするので、次があれば休憩スポットがあることを祈りたいです…



そして、初めてメモを取りながら参戦したイベント(?)でしたが、メモを取るという行為、いいですね。*5

ただ漫然と見るだけだと、何となく見て分かった気になって通り過ぎてしまいます*6が、メモを取るという目的意識があるだけでも拾える情報量が格段に多くなるような気がします。

更に今回みたいにアウトプットまですれば完璧ですね。なかなか大変ですけど…



あとは、東京の原画展では監督直々の解説を拝聴しながら巡れた方もいるとのことで、次は是非、監督・作画監督やその原画を描いた方のコメンタリーを聴きながら巡ってみたいです。



だらだら思いつくことはありますが、とりあえず今回はこの辺で。

こんな記事ですが最後までお読みいただき、ありがとうございました!

*1:こんな(*・`д・)感じの眉です

*2:一応正確には「表情C①」ですが

*3:でも演出的にはコーヒーの匂いが正解っぽいですけど… 参考:https://twitter.com/lainnet01/status/1193056154785439745

*4:これはスタッフに声を掛ければクリアできましたが

*5:注意されたという方もいらしたようなので、臨機応変な対応は必要ですが

*6:※あくまでも個人の感想です